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防災・緊急時公開 2026/08/21読了 6 分

台風・地震のとき犬とどう過ごす?在宅避難の準備

台風や地震のとき、犬と自宅で安全に過ごす「在宅避難」の準備を解説。フードや水の備蓄目安、犬の居場所づくり、停電・断水への備え、避難所へ切り替える判断のポイントまでまとめました。

#台風#地震#在宅避難#防災

台風や地震のとき、自宅が安全であれば、犬にとっては住み慣れた家で過ごす「在宅避難」がストレスの少ない選択肢になります。ただし在宅避難は、備蓄と安全対策があって初めて成り立つ避難方法です。この記事では、犬と在宅避難するための準備と、避難所へ切り替える判断のポイントを整理します。

犬の台風・地震対策は「在宅避難」を第一候補に考える

避難所のペット受け入れは自治体や避難所によって差が大きく、受け入れられても犬は屋外や別室での管理になることが少なくありません。環境が変わることで食欲が落ちたり、吠えが増えたりする犬もいます。

そのため、自宅の倒壊・浸水・土砂災害などの危険がない場合は、在宅避難が第一候補になります。まずお住まいの自治体のハザードマップで、自宅が浸水想定区域や土砂災害警戒区域に入っていないかを確認しておきましょう。ここが在宅避難の可否を分ける出発点です。

在宅避難のための備蓄リスト

ライフラインの停止を想定して、人と犬の両方の備蓄を用意します。犬用の物資は支援物資として届きにくいため、多めの備えが推奨されています。

  • フード:最低5日分、できれば7日分以上
  • 飲み水:人と犬の分を合わせて備蓄(犬の飲水量も忘れずに)
  • 常備薬・療法食:かかりつけで相談し、可能な範囲で予備を確保
  • ペットシーツ・排泄用品:外に出られない日が続く前提で多めに
  • カセットコンロなど:停電時にフードをふやかす、湯を沸かす用途にも

ローリングストック(普段使いしながら買い足す方式)にすると、期限切れを防ぎやすくなります。

家の中に「犬の安全ゾーン」を作る

地震では、家具の転倒やガラスの飛散が犬にとっても大きな危険になります。

  • ケージやクレートは、家具が倒れてこない・窓ガラスから離れた場所に置く
  • 普段からクレートで落ち着いて過ごせるように慣らしておく(災害時の避難にもそのまま役立ちます)
  • 台風のときは雨戸やカーテンを閉め、風の音や気圧の変化で不安がる犬のそばに落ち着ける場所を用意する
  • 停電に備え、夏は保冷剤や冷感マット、冬は毛布などの温度対策も準備する

揺れや強風の最中に犬が驚いて逃げ出す事故も起こりがちです。屋内でも首輪と迷子札は着けたままにしておくと安心です。

在宅避難から切り替える判断も準備しておく

在宅避難は「最後まで家にいる」宣言ではありません。次のような場合は、同行避難への切り替えを検討します。

  • 自治体から避難指示が出た、またはハザードマップ上の危険区域に自宅がある
  • 建物に損傷が出た、余震で危険を感じる
  • 断水・停電が長引き、犬の健康管理が難しくなった

切り替えに備えて、ケージ・リード・フードなどの持ち出し品と、ワクチン接種歴・健康状態・性格といった愛犬の情報をすぐ持ち出せる状態にしておきましょう。情報のまとめ方は愛犬の取扱説明書の作り方で詳しく解説しています。

まとめ

  • 自宅が安全なら、犬にとってストレスの少ない在宅避難が第一候補
  • ハザードマップで自宅の危険度を確認しておく
  • フード・水・薬は5〜7日分以上をローリングストックで備蓄
  • 家具の転倒対策と「犬の安全ゾーン」づくりで屋内の安全を確保
  • 避難所へ切り替える条件と持ち出し品も先に決めておく

在宅避難でも、飼い主が動けなくなったり、途中で避難所や預け先に切り替えたりする可能性はあります。そんなとき第三者に愛犬のケアを引き継げるよう、愛犬取説で医療歴・食事・性格を1枚にまとめ、QRコードで共有できるようにしておきませんか。愛犬取説を無料で作ってみる ことが、在宅避難の備えの仕上げになります。

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