犬のコマンド一覧:おすわり・まて・ハウスなど基本9種の教え方
犬に教えたい基本コマンド9種(おすわり・ふせ・まて・お手・おかわり・おいで・ハウス・よし・だめ)を一覧で解説。教える順番、家族で言葉を統一するコツ、預け先への伝え方まで分かります。
犬に教えておきたい基本のコマンドは、おすわり・ふせ・まて・お手・おかわり・おいで・ハウス・よし・だめの9種です。この記事では、それぞれの役割と教え方のポイント、そして意外と見落とされがちな「家族間・預け先との言葉の統一」について解説します。
犬のコマンド一覧:基本9種と役割
コマンドは芸ではなく、犬の安全を守り、第三者にも扱えるようにするための「共通言語」です。
| コマンド | 役割 |
|---|---|
| おすわり | すべての基本。興奮を落ち着かせる合図 |
| ふせ | 長く待たせるときの安定した姿勢 |
| まて | 飛び出し防止・誤食防止の安全装置 |
| お手 | 足先を触る練習(爪切り・足拭きに役立つ) |
| おかわり | お手の反対側。左右両方の足に触れる練習 |
| おいで | 呼び戻し。脱走時に命を守る最重要コマンド |
| ハウス | クレートに入る合図。災害時・移動時に必須 |
| よし | 解除の合図。「まて」とセットで機能する |
| だめ | 中断の合図。短く一定のトーンで |
教える順番とコツ
一般的には次の順で教えると進めやすいとされています。
- おすわり:おやつを鼻先から頭上へ動かし、腰が落ちた瞬間にほめる
- ふせ:おすわりの状態からおやつを床へ誘導する
- まて・よし:1秒待てたらほめる、から始めて少しずつ時間を延ばす。解除は必ず「よし」で
- お手・おかわり:握ったおやつに前足が触れたらほめる
- おいで:呼んで来たら必ず良いことがある、を徹底する(来たのに叱るのは厳禁)
- ハウス:クレートを罰の場所にせず、中でおやつやごはんをあげて「良い場所」にする
共通のコツは、成功した瞬間に短くほめること、1回の練習を数分で切り上げること、できないときは一段階前に戻ることです。「だめ」は多用すると効果が薄れるため、誤食など本当に止めたい場面に限定します。
いちばん大事なのは「言葉の統一」
コマンドが効かなくなる原因で意外に多いのが、家族間で言葉がバラバラなことです。
- 父は「おすわり」、子どもは「すわって」、母は「シット」
- 「まて」の解除が「よし」だったり「オッケー」だったり
- 「だめ」「こら」「あー!」が混在している
犬にとってこれらは全部別の音です。どのコマンドをどの言葉(とハンドサイン)で出すかを一覧にして家族全員で統一しましょう。
覚えているコマンドは預け先にも伝える
ペットホテルやペットシッター、実家に預けるときに「この子ができるコマンドと言い方」を伝えておくと、預かる側は格段に扱いやすくなります。
- できるコマンドの一覧と、使っている言葉・ハンドサイン
- 特に効くコマンド(興奮したら「ハウス」で落ち着く、など)
- まだ不完全なコマンド(「おいで」は屋外では効かない、など)
「効かないコマンド」を正直に伝えることも、脱走などの事故防止につながります。
まとめ
- 基本コマンドはおすわり・ふせ・まて・お手・おかわり・おいで・ハウス・よし・だめの9種
- 教える順番はおすわりから。成功の瞬間に短くほめる
- 家族間で言葉とハンドサインを統一することが最重要
- できる・できないコマンドは預け先にも共有する
覚えているコマンドの一覧は、性格やごはん・散歩の情報とあわせて1枚にまとめておくと、家族や預け先とそのまま共有できます。愛犬取説を無料で作ってみると、コマンドを含む項目に沿って入力するだけで愛犬の取説ページができあがります。